レザーのこだわり – シュリンクレザー
北米原産の皮に姫路にあるタンナーにて、コンビネーションなめし(クロムなめし、タンニンなめし)を施すことで、耐久性があり締まりがありながらも、ソフトでふっくらした厚みを兼ね備え跳ね返るような弾力のある革に仕上げています。その後、アイロンにて艶を出し、奥行きのある仕上げ加工を施しています。さらに、本場イタリアから取り寄せたヒートドラムを使用し、熱風を加えながら革をほぐすことにより、革質に柔軟性を持たせ、ソフトな風合いとシボと呼ばれる上品な凹凸感を出し、表情豊かな質感がでます。このような加工を加えることで、使い込むほどに艶が増していきます。最後に、他社製品にはない独特な色味の調整にこだわり、アニリンという水溶性の合成染料で染め、透明感のある顔料を表面に薄く吹き付けることで、高級感のある見た目と傷や水に対する強度を持ち合わせつつ、風合いよく経年変化する革が誕生します。